オリンピックナンバーはどうやったらつけられますか?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピックに向けて各団体が盛り上げようと頑張っていますが、国土交通省も図柄ナンバープレートという制度で応援しています。

そこでオリンピックナンバー(ラグビーナンバー)のデザイン等がTVやネットで話題にのぼっていますが実際につけるにはどうしたら良いかを解説します。

※以降、図柄ナンバーという表記をした場合はオリンピックナンバーとラグビーナンバーの両方を含みます。

参考ページ

質問『オリンピックナンバーはどうやったらつけられますか?』

オリンピックナンバーにするには3通りの方法があります。

  • 今のナンバーを変えずに交換する
  • 車を変えずに新たに希望番号と同時にオリンピックナンバーにする
  • 車を購入するのと同時にオリンピックナンバーにする

今のナンバーを変えずに交換する(交換)

交換という制度ができたのでそれを活用する方法です。

かつては交換というのはできなかったのですが、この制度ができてから同じ車に限り同一のナンバーでプレートの種類を変えるという交換ができるようになりました。

交換の手順[普通自動車]

  1. 事前に図柄ナンバーの申込をする(窓口申請あるいはインターネット申請)…おおむね7500円前後
  2. 交換可能日になったら陸運局へ当該自動車に乗って行く。
  3. ネットで図柄ナンバーの申請をした方は希望番号の申込事務所で引換証を出力してから、陸運局の窓口へ経由印をもらいに行く
  4. 陸運局の窓口で経由印をもらったら今現在ついているナンバーを外して新しいナンバープレートを受け取る
  5. 新しいナンバープレートをつけたら係員に封印をしてもらう。
  6. 封印をしてもらって車検証を返してもらったら全て終了です。

交換の手順[軽自動車]

  1. 事前に図柄ナンバーの申込をする(窓口申請あるいはインターネット申請)
  2. 交換可能日になったら陸運局へ当該自動車に乗って行くか、ナンバープレートを前後とも外して持っていく
  3. ネットで図柄入りナンバーを申請した方は希望番号の申込事務所で引換証を出力してから、軽自動車検査協会の窓口へ行き受付印を押印してもらう。窓口で申請していてすでに引換証がある方は直接軽自動車検査協会の窓口へ行く
  4. 受付印をもらったら引換証を出力したところへ戻って古いナンバーと新しいナンバーを交換してもらいます。
  5. 軽自動車は封印がないのでナンバープレート受け取ったら終わりです。
  6. 当該自動車を乗っていった方は必ずナンバープレートをつけて帰ってくださいね。

車を変えずに新たに希望番号と同時にオリンピックナンバーにする(番号変更)

同じ車のまま番号を変えて新たにつけるナンバープレートを図柄ナンバーにする方法です。

登録の種別としては「番号変更」になります。

図柄ナンバーはオーダーメイドなので必ず希望番号を申し込んでおく必要があります。

番号変更の手順 [普通自動車]

  1. 希望番号を図柄ナンバー申込サービスのサイトで申し込むか、管轄の窓口で直接申し込みます。
  2. 交付可能日になったら住所地を管轄する陸運局へ当該自動車を乗っていきます。
  3. 陸運局についたらネットで図柄ナンバーを申請した方は希望番号の申込事務所で希望番号予約済証を出力してもらいます。
  4. 陸運局で申請用紙をもらい番号変更の申請書を作成します。
  5. 申請書を作成したら受付窓口へ提出します
  6. 車検証が交付されたら都道府県税事務所へ行き税申告をします。
  7. 税申告が終わったら古いナンバーを外してナンバー屋さんへ行きます
  8. 新しいナンバーを受け取ったら車につけて封印をする係員を待ちます。
  9. 封印をしてもらって車検証を返してもらったら全て終了です

番号変更の手順 [軽自動車]

  1. 希望番号を図柄ナンバー申込サービスのサイトで申し込むか、管轄の窓口で直接申し込みます。
  2. 交付可能日になったら住所地を管轄する軽自動車検査協会へ当該自動車を乗っていくか、ナンバープレートの前後を外して持っていきます
  3. 軽自動車検査協会についたらネットで図柄ナンバーを申請した方は希望番号の申込事務所で希望番号予約済証を出力してもらいます。
  4. 軽自動車の場合は先にナンバープレートを返納します
  5. 軽自動車検査協会で申請用紙をもらい番号変更 (自動車検査証記入申請)の申請書を作成します。
  6. 申請書を作成したら受付窓口へ提出します
  7. 車検証が交付されたら軽自動車税申告書を作成して税申告をします。
  8. 税申告が終わったらナンバー屋さん(最初にナンバーを返納したところ)へ行き新しいナンバープレートを受け取ります。
  9. 新しいナンバーを受け取ったら車につけて全て終了です。

車を購入するのと同時にオリンピックナンバーにする

車を購入するタイミングで図柄ナンバーにする方法です。

この場合は通常は購入したお店が車の登録と同時に図柄ナンバーの手配もしてくれることがほとんどです。

ただし、図柄ナンバーの申請手数料などは請求されるかもしれないので自分で申請して安くなるのであれば、チャレンジしてみましょう。

図柄ナンバーとは?

2019年ラグビーワールドカップ、2020年東京オリンピック・パラリンピックを記念して発行される特別仕様のナンバープレートです。

期間限定で発行されるので希望する方はオリンピックが終わるまでには申し込んでおきましょう。

上記の画像のようにナンバープレートにロゴ入りとロゴに加えて図柄も入ったナンバープレートのどちらかを選択して発行してもうらことができうようになります。

通常は普通自動車は白色で無地のナンバープレートで、軽自動車だと黄色で無地のナンバープレートが発行されているものをデザイン入りにできます。

ただ、申し込むのにナンバープレート代も特別仕様となります。

通常のペイント式のナンバーが1500円前後のところロゴ入りにすると7000円ほどかかります。

さらにロゴに加えて図柄も入れると最低1000円の寄付金が必要となるため8000円ぐらいはかかるでしょう。

参考までに関東のラグビーナンバーの金額を表にまとめました。

管轄 大型・普通車 中型・普通車 軽自動車
東京都 10,400円 7,000円 7,000円
神奈川県 10,480円 7,080円 7,080円
埼玉県 10,500円 7,100円 7,100円
千葉県 10,500円 7,100円 7,100円
茨城県 10,600円 7,200円 7,200円
群馬県 10,600円 7,200円 7,200円
山梨県 10,600円 7,200円 7,200円

さらに詳しいことは下記の記事を参考にしてください。

図柄ナンバーは貰うことができる

最後に余談ですが、図柄ナンバーは貰うことができます。

通常のナンバープレートは廃車するときや番号変更するときでも古いナンバーは必ず返納しなければいけません。

例外として設けられたのですが、図柄入りナンバーのオリンピックナンバーや、ラグビーナンバーは廃車や番号変更、交換でも外したナンバーは貰うことができます。

返納すべき事務所(ナンバー屋)で必要な処置を施された後に記念に持って帰ることができるのです。

ですので、オリンピックナンバーが交付されてすぐにまた通常のナンバープレートに戻すという方もいらっしゃるようです。

地域差はあると思いますが、ナンバー屋さんで飾る用の器具を売ってたりもするので、もし記念に欲しいという方は参考にしてみてくださいね。