番号変更とは
番号変更は車検証の内容は変えずにナンバーだけを変える登録です。例えば、希望番号を申し込んだから今付いているナンバーを変えたいとか、登録されたときのナンバーが気に入らないから変えたいときなどに番号変更の申請をします。
そもそも登録番号(ナンバープレートの番号)は新規登録や移転登録の手続きをしたときに、その申請順に割り振られていきますので選ぶことができません。自分の好きな番号を選びたければ希望番号の申請をするしかありません。
封印委託での登録も可能
以前はディーラーさんでも封印委託での登録ができなかったのですが、今は緩和されていて番号変更でも封印委託で車を持ち込まずに登録ができるようになっています。
かなり封印委託制度の使い勝手がよくなりましたので新車ディーラーや指定整備工場の方たちには良い制度変更ではないでしょうか。
番号変更の必要書類
- 車検証
- 所有者の委任状
- 手数料納付書
- ナンバープレート
- 申請書(OCRシート3号様式)
- 希望番号予約済証(希望番号にしたい方)
- 自動車税・自動車取得税申告書
車検証
登録番号の変わった新しい車検証が交付されますので、古い車検証を提出します。
所有者の委任状
本人が手続きに行く場合は認印を持っていけば委任状は必要ありません。
代理の方が手続きに行く場合は所有者の委任状が必要になりますが、実印である必要はなく認印を押印してあれば大丈夫です。
OCRシートに直接押印してもOKです。
※ローン会社などの所有権がついている場合には、運輸支局内のナンバープレートを交付している窓口が書類発行の代行をしていますので事前に用意しなくても現地に行って『番号変更』したい旨を伝えれば発行してもらえます。
手数料納付書
提出書類の表紙になります。運輸支局の用紙販売窓口で無料で入手出来ます。
番号変更に関しては登録印紙は無料なので手数料納付書とは言いますが特に手数料はかかりません。
ナンバープレート
ナンバープレートは必ず交換になります。万が一、ナンバープレートを紛失や盗難で返納できない場合は警察署に届け出をして、「届出警察署」「届出日」「受理番号」「返納できない理由」を記載した理由書が必要になります。
※ナンバープレート返納の例外
平成29年4月3日からラグビーナンバーという図柄入りのナンバープレートを予約して交付してもらうことができるようになります。
申し込みは2月13日から始まっています。
詳しくは自動車の図柄ナンバー(ラグビーナンバー)の申し込みが始まりました!こちらを参考にしてください。
図柄ナンバーの導入にともない抹消や番号が変わる住所変更や名義変更の際でも使っていたナンバープレートを返納しなくても良くなりました。
もちろん希望する方だけですが、不正使用防止の処理を施された後に記念として持ち帰ることができるようです。
ナンバープレートの記念所蔵ができるようになりました・・・こちらの記事でナンバープレートの持ち帰り方法について解説しています。
申請書(OCRシート3号様式)
申請内容を記入する用紙です。手数料納付書と同じ窓口で手に入ります。記入例は運輸支局に用意されていますし、特に難しいことはないので10分もかからずに記入できるでしょう。
希望番号予約済証
インターネットで希望番号申込サービス希望番号申込サービスから予約をしておくか、直接窓口に行って予約をしておきます。
申し込みをしてからナンバーをつけられるようになるまで中2日かかりますので気をつけましょう。特に希望する番号がないかたは予約をする必要はありません。
通常の希望番号に加えて図柄ナンバーというのも申し込めるようになっています。
たとえば、オリンピックナンバーですが、それ以外にも地方版図柄ナンバーやラグビーナンバーがあります。
図柄ナンバー申込サービス・・・こちらから図柄ナンバーを申し込めます。
地方版図柄ナンバー一覧・・・参考までに地方版図柄ナンバーの一覧が見れます。地域の特色がでていて面白いですよ。
自動車税・自動車取得税申告書
登録番号が変わったことを都道府県税事務所に申告する必要がありますので忘れずに手続きしましょう。用紙は運輸支局内の都道府県税事務所に用意してあります。