完成検査修了証の有効期限が切れてしまったけどすればいいの?
完成検査修了証の有効期間は9ヶ月です。これは紙ベースでも電子データでも同じです。この有効期間が切れてしまったときは運輸支局に車を持ち込んで検査を受けなければいけません。
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新規登録までの流れ
紙ベースと電子データでは少し違います
完成検査修了証には紙ベースで発行されているものと電子データで発行されているものの2種類があります。
紙ベースの場合
紙ベースで発行されている完成検査修了証の場合はそのまま検査を受けて新規登録あるいは予備検査という流れになります。
電子データの場合
電子データで発行されている場合は、検査を受ける前に『完検証等ファイル照会』というものを運輸支局で発行してもらう必要があります。これがないと検査で合格をもらっても新規登録や予備検査証の発行がされません。
完検証等ファイル照会を発行してもらってから検査を受けて新規登録あるいは予備検査という流れになります。
検査を受けてから登録までの流れは2通りあります
新規検査を受けてそのまま新規登録
検査を受けて合格印をもらったらそのまま新規登録をします。
新規登録に必要な書類が揃っていて検査の際に不備がないことが確実なときにおすすめです。管轄の運輸支局へ行き検査も登録もその場で終わるので手間が少ないです。
その代わり検査を受検した際に車に不備があったときにはその日のうちに登録ができなくなる可能性もあります。
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予備検査を受けて予備検査証の交付を受けてから新規登録
こちらはまず最寄りの運輸支局で予備検査を受けて予備検査証を発行してもらいます。(予備検査は管轄に関係なく最寄りの運輸支局で受検できます。)
予備検査証があれば3ヶ月間は再度検査を受ける必要はないので登録予定日に車の不備で慌てることはないでしょう。
また、封印委託の資格を持っている販売店などは登録日に車を持ち込まずに済みますのでメリットはかなりあるでしょう。
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※完成検査修了証とは※
完成検査修了証は車両のデータ(諸元)とメーカーからの譲渡証明書or譲渡情報が記載されている大事なものです。メーカーが新車を作って車検に適合することを証明しているので9ヶ月間は検査を受けずに登録ができるのです。