中古新規登録用の保安基準適合証の期限が切れそうな時に使える裏技

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保安基準適合証の期限が切れそうな時に使える裏技

指定整備工場が発行する保安基準適合証の期限は発行した日を含めて15日間と少し短いです。

保安基準適合証を先に発行したけれど新規登録に必要な書類が揃わなくて期限が切れてしまいそうというようなときがあると思います。

そんなときは『予備検査証』にしてしまうのが一番です。

保安基準適合証は15日間、予備検査証は3ヶ月間

保安基準適合証の有効期限は15日間で予備検査証は予備検査証にしてから3ヶ月間が有効期間になります。予備検査証にすればかなり伸びますね。

予備検査証はどこの管轄でも関係なく最寄りの運輸支局で発行してもらえるので保安基準適合証に記載されている使用者の管轄に縛られません。

必要な書類も一時抹消登録証明書と譲渡証明書と委任状or認印だけなのですぐに用意できるものだけです。

印紙代も特に増えません

保安基準適合証を使って中古新規登録をするのと、予備検査証にしてから予備検新規登録をしても印紙の金額は変わりません。先に払うか後に払うかの違いだけです。

保適の中古新規・・・1800円
予備検新規登録・・・700円 + 予備検査証にしたときの1100円

どちらも最終的な金額は1800円と同じになります。

他の書類の有効期限に注意

予備検査証にしたからといってのんびりしてはいけません。予備検査証と印鑑証明書は3ヶ月の有効期間ですが、車庫証明書は30日で最長でも40日までです。

保安基準適合証の期限がクリアできても車庫証明書が切れてしまっては意味がありません。

結局は・・・

保安基準適合証を使って中古新規登録をするのが一度で済みますので楽なのは間違いありません。

ただ、保安基準適合証の有効期限が切れてしまって再度発行してもらったり、運輸支局の検査コースを受検するようになるぐらいなら期限が切れる前に予備検査証にしてしまいましょうという話しです。

あんまりあるケースではありませんが頭の片隅に入れておけば、いつか活用できる日がくるかもしれません。そのときまで忘れないでいましょう。