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名義変更の手続きの流れガイド ~普通自動車編~

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名義変更(移転登録)の手続きの流れ

名義変更(移転登録)をする際に必要な手続きと、その流れをご紹介します。

  1. 売買契約(自動車販売店or個人間売買)
  2. 書類集め
  3. 書類作成
  4. 運輸局での登録手続き
  5. 納車あるいは車両の引き渡し

通常の売買や個人間の譲渡などではこのような流れになります。

気をつけたいのは個人間での売買や譲渡を行った際に譲受人(車を譲り受けた方)が移転登録をしない場合があります。

必ず期限を設けて移転登録後の車検証の写しをもらうようにしましょう。

先に断っておきますが、名義変更は正式な法律用語では移転登録と言います。

名義変更(移転登録)の必要書類と集め方

売買契約などは専門ではないので省略させて頂いて書類集めの解説から始めますが、まずは移転登録にどんな書類が必要になるかを紹介しましょう。

移転登録の必要書類

移転登録に必要な書類
  1. 自動車検査証
  2. 現所有者の印鑑証明書
  3. 現所有者の委任状 (実印を押印したもの)
  4. 現所有者の譲渡証明書 (実印を押印したもの)
  5. 新所有者の印鑑証明書
  6. 新所有者の委任状
  7. 車庫証明書 (新所有者の名前で取得したもの)
移転登録には使わないが新所有者へ渡すべきもの
  • 自賠責保険
  • リサイクル券
  • 納税証明書
  • 車やナビなどの取扱説明書
  • 整備点検記録簿

書類の集め方と順番

書類の集め方としては時間のかかるものから着手しましょう。

コロナ前は希望番号と車庫証明書が申請してから中2日ぐらいで同じでしたが、現在では希望番号が申請してから交付可能になるまで中4日かかるので、希望番号の申請から始めるのがおすすめです。

車庫証明書の申請から交付までの日数は各都道府県の警察によって異なりますので、管轄の警察へお問い合わせください。

書類集めのおすすめの順番
  1. 希望番号の申請
  2. 車庫証明書の申請と受取
  3. 新・旧所有者の印鑑証明書を取得
  4. 新・旧所有者の委任状を用意
  5. 旧所有者の譲渡証明書を用意
  6. 申請書(OCRシートや税申告書等)の作成

車庫証明書は警察署の管轄になります。
警視庁のホームページのリンクを貼っておきますので参考にしてください。

都道府県の各警察で微妙に異なる点があると思いますので、詳しくは車庫証明書を申請する警察署のホームページをご覧ください。

警視庁車庫証明照会ページ

委任状と譲渡証明書の記入

書類をあつめる際に、旧所有者の方から委任状と譲渡証明書に記入してもらうようにしましょう。

最低限、譲渡証明書の氏名(名称)・住所、委任状の氏名(名称)・住所は記入してもらいましょう。
下記ボックスに様式と記載例のリンクを貼っておきますので活用してください。

行政書士に依頼

ここまで解説してきたほとんどのことを行政書士に依頼できます。

車庫証明書の申請から取得、名義変更の書類作成、さらには封印までできます。

1つの行政書士事務所が全てできる場合もありますし、車庫と封印は別々の行政書士に依頼しなければいけない場合もあります。

日常的に車庫から書類作成、登録、封印までをこなすとなると人手が必要になってくるので、全てを行っているのは大手の行政書士事務所になるのではないでしょうか。

書類作成

集めた書類をもとに申請書を作成していきます。

事前に作成していっても良いですし、書類を忘れさえしなければ運輸支局で全て書き上げても良いです。

ただし、都道府県税申告書は複写式になっているものが多いので現地の県税事務所(必ず運輸支局に併設されています)で入手して作成するのが良いでしょう。

作成する書類は委任状と譲渡証明書を含めて5点あります。
OCRシート、手数料納付書、都道府県税申告書は運輸支局で入手するか、ダウンロードして印刷してください。

作成する書類
  • OCR1号シート
  • 手数料納付書
  • 都道府県税申告書
  • 新旧所有者の委任状の記入 (代理人・車体番号)
  • 譲渡証明書

書類作成方法ですが、記載例があるので安心してください。
事前に作成が難しくても、運輸支局へ行けば教えてもらえます。

OCR第1号シート
記載例

運輸支局での登録手続き

書類作成が済んだら名義変更の登録手続きに行きます。

ちなみに登録手続きは使用の本拠の位置を管轄している運輸支局になります。

使用の本拠の位置というのは、自宅や会社の住所と同じところで車庫証明書を申請したなら、住所と同じところです。

もし、住所とは別の所(別荘や支店)で車庫証明を申請したなら、その住所を管轄している運輸支局で登録することになります。

詳しくは別の記事で紹介してますので、参考にしてください。

登録手続きの回り方

書類作成が済んだらようやく窓口に書類を提出します。

一件の名義変更をするのに、警察署を除いて3か所の窓口へ行きます。

行く必要のある窓口
  • 運輸支局
  • 都道府県税事務所
  • ナンバー屋 (関東陸運振興センターや自動車会議所等)

この3か所の窓口は建物は別になっていても、同じ敷地内にあります。

各都道府県によって多少の順番が異なりますのが、ここでは東京や千葉の回り方を紹介します。

登録の回り方
  1. 運輸支局で名義変更の登録をして車検証を受け取る
  2. 都道府県税事務所で税申告をする
  3. ナンバープレートを外す
  4. ナンバー屋さんで古いナンバーを返し新しいナンバーを購入
  5. ナンバー屋さんの係員に封印をしてもらう

運輸支局で車検証が交付されますので、多くの運輸支局で最初に向かうのが運輸支局になります。

交付された車検証をもとに都道府県税事務所へ行って、環境性能割(旧・取得税)がかかる車であれば支払います。

最後にナンバー屋さんへ行ってナンバープレートを購入するのですが、古いナンバープレートを返さないと新しいナンバープレートを購入できないので、先に外します。

希望番号を申請していれば先に支払いが済んでますが、そうでない場合は1500円~1800円でナンバープレートを購入します。

ナンバープレートを購入したら、自分で取り付けます。

リアのナンバープレート左側に封印をしてもらうのですが、封印はナンバー屋さんの係員にしかできません。

自分で車を封印する場所まで乗っていくのか、係員が車で来てくれるのかは場所によって異なりますのでナンバープレートを買うときの指示に従ってください。

納車あるいは車両の引渡し

名義変更の登録手続きが済んで、新しいナンバープレートがついたら終了です。

自分で登録手続きができるようになれば、フリマサイトで車を購入したり、個人間売買でも安心ですね。

ですが、やはり時間と手間がかかるので、面倒であったりそんな暇ないよっていう方はオークションサイトや、フリマ代行サービスがあるのでそちらを利用しましょう。

おすすめできる車の売買サイト

ガリバーは言わずもがなの大手中古車販売店です。

カババは個人間売買の仲介を担ってくれる会社です。
購入者が手数料等を負担する形態なので出品者は売れた金額がそのまま懐に入るという嬉しいシステムです。

UcarPACはオークションに出品できるサイトです。
こちらも仲介のみなので、販売手数料等が安く抑えられ高値での売却が期待できます。

興味があれば、どのサイトも一度は覗いてみてください。

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