質問『希望ナンバーの申し込みを間違えてしまったのですが、どうすればいいですか?』
車を購入して希望ナンバーをつける方が年々増えてきている印象ですが、こういった間違った内容で申請をしてしまったということも増えています。
希望ナンバーについては申し込みの翌日以降は訂正や変更が一切できません。申し込みが完了した日の翌日からナンバープレートの作成が始まってしまうからということです。
申込日の当日に気づいた場合
希望ナンバーの申し込みをして、その日のうちなら訂正ができます。間違いに気づいたらなるべく早く各管轄の窓口へ直接電話して訂正をお願いしましょう。
ただし、訂正はできますがキャンセルはできません。ひらがなの部分が気に入らないからといってキャンセルして再度申し込みということが過去にあったため厳しくなってしまいました。
申込をしてから翌日以降に気づいた場合
抽選の希望ナンバー
抽選の対象になっている希望ナンバーの申し込みを間違えてしまった場合は諦めましょう。もし当選していたとしても登録のときに予約済み証の内容と登録の内容が相違していると希望ナンバーをつけることができません。
車台番号が1つでも違っていたら駄目です。使用者の名前が間違っていたり、所有者と使用者を間違えている場合ももちろん駄目です。
抽選対象の希望ナンバーについては過去に不正な申し込みが相次いだため本当に厳しくなってしまいました。申し込むときには細心の注意を払って間違いがないように気をつけましょう。せっかく当選しても無駄になってしまいますよ。
一般の希望ナンバー(抽選対象でない希望ナンバー)
一般の希望ナンバーについてはけっこう大目に見てくれることが多いです。ある程度の間違いなら申し込み直したりしないで運輸支局に相談してみましょう。そのまま登録できることがあります。
私の経験上間違っていてもそのまま登録できた例を紹介します。
前提として希望ナンバーは使用者で申し込まなければいけません。
- 使用者で申し込むところを所有者で希望ナンバーを予約してしまった
- 所有者が法人で使用者が社長という登録で所有者の法人で申し込みをしてしまった
- 使用者の名前の漢字が間違っていた
- 車台番号が一部間違っていた
- 夫名義になるのに妻の名前で申し込みをしてしまった
見ていただいて分かるようにけっこう何でもあり状態です。運輸支局としてもお金を払って申し込みをしてある希望ナンバーなのでなるべくつけられるように扱っているようです。
どうしてもNGな場合
一般の希望ナンバーについてはゆるいのですがどうしても駄目な場合もあります。
- 3ナンバーの車なのに5ナンバーで申し込みしてしまった
- 全く別の車の車台番号で申し込みしてしまった
- 普通自動車なのに軽自動車で申し込みしてしまった
- 自家用と事業用を間違えてしまった
- 管轄を間違えてしまった(品川と練馬を間違えた)
- 有効期限の1ヶ月を過ぎてしまった
- 交付可能日より前に登録してしまった
どうしてもNGな場合というのは法律上の問題ばかりです。
結論
抽選対象の希望ナンバーは諦めてまた次の抽選に申し込みをしましょう。
一般の希望ナンバーの場合は法律上・登録の仕組み上の問題がなければ運輸支局に相談しましょう。きっと良い答えが返ってきます。