今まで使っていたナンバープレートを持ち帰れるようになったのですか?
一番大事な結論をお伝えすると、ナンバープレートは貰って持ち帰ることができます!
2017年の4月ごろからだと思いますが、今まで使っていたナンバープレートを貰うことができるようになりました。
条件としては特にありません。
名義変更と同時じゃないといけないとか、廃車にしないといけないというような条件は一切ありません。
ただ単純に今まで使っていた車のナンバープレートを記念品として持っておきたいということでもいいのです。
再利用は不可
ナンバープレートをもらうことができても、そのナンバープレートを他の車に付けることはできません。
ナンバープレートをもらうときに再利用できないように規定の大きさの穴をあけることが義務づけられています。
いくら気に入っていたナンバープレートでも車を変えるときには引き継げないので記念品としてもらうだけに留めておいてください。
ナンバープレートの種類は問いません
オリンピックナンバーやラグビーナンバーを記念として貰えるのはなんとなく理解できますが、実はそれ以外の普通のペイント式のナンバープレートや字光式のナンバープレートも貰えます。
ただし、分類番号という『札幌 ○○○ か 5555』という登録番号の○○○という3桁の部分が1桁や2桁のものは交換申請ができません。
欲しければ何枚でもOK
ナンバープレートの『交換』という申請ができるようになったので、希望さえすれば同じナンバープレートを何枚も集めることができます。
ただし、お金がかかります。
ただ、通常のナンバー代が1500円前後なのに対し、交換しようとして申込むと4000円前後かかります。
オリンピックナンバーやラグビーナンバーにするにはもっと高くて7000円前後が必要です。
家に同じナンバープレートが何枚もあるのは面白いかもしれませんが、家族には無駄だと怒られるかもしれませんね。。。
形見としてもらう
これは実際にあったのですが、息子さんを交通事故で亡くした方が、その事故のときに乗っていた車に付いていたナンバープレートをどうしも形見として欲しいという要望がありました。
この相談を受けたときはまだナンバープレートが貰えるという制度がなかったので、それはできませんとお伝えすることしかできませんでした。
それが、今年に入ってからまた同じ方からの再度の相談を受けたときには制度としてできていたので気持ちに応えることができました。
実際の手続き
実際にナンバープレートをもらう際の手続きですが、驚くほど簡単です。
各都道府県によって若干の違いはあると思いますが私が調べた手続き方法をお伝えします。
まず事前に申し込む必要はありません。当日の申込でOKです。
①『交換』『名義変更』『住所変更』『廃車』などナンバープレートを返納するタイミングで、ナンバープレートを貰って帰りたい旨を伝えます。
②そうすると、簡単な申請書の記入を求められると思うので素直に記入します。
③ナンバープレートを持って帰るには穴開け加工が必要なので、穴を開ける位置を選びます。(有料 300円~500円程度)
※陸運局へ行って一筆書けば「自己破壊」するということで、そのまま持って帰ることができる場合もあります。
④新しいナンバープレートを車に付けて封印をしてもらったら手続き終了です。
交換してすぐに交換すれば新品同様のナンバープレートが手に入ります
普通に自動車を乗っているといつのまにかナンバープレートは汚れています。
飛び石やいつのまにかついた傷などもあるかもしれません。
どうしても新品同様のナンバープレートが欲しい場合は『交換』の申込を2件しておきます。
交換の回数に制限はないので、交換してすぐにまた交換すれば一度も公道を走ることのなかった新品のナンバープレートが手に入ります。
もちろんお金は2回分(約8000円)ですが。