軽貨物(黒ナンバー)特集 PR

黒ナンバー(貨物軽自動車運送事業)の取得方法

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軽貨物自動車を使って運送事業を行いたい方へ向けて、黒ナンバー(貨物軽自動車運送事業業)の取得方法を解説します。

この記事を読んで頂いて、車さえ用意できればすぐに黒ナンバーを取得して宅配業界に殴り込みをかけられるでしょう。

黒ナンバー(貨物軽自動車運送事業)とは?

「貨物軽自動車運送事業」とは、軽自動車(一部を除く)、もしくは二輪(125CC以下を除く)の自動車を使用して、有償で貨物を運送する事業を指します。

軽貨物(黒ナンバー)に関する手続きの際は、軽自動車検査協会に行く前に、運輸支局輸送部門で届出手続き(「事業用自動車等連絡書」の発行を受けること)が必要です。

軽貨物自動車運送事業の許可を得て登録すると黒いナンバーが交付されることから『黒ナンバー』と呼ばれています。

最近では特に増えてきていて街中でも良くみかけますし、自宅に配達にくる車も半分以上は黒ナンバーの軽自動車で来ているように感じます。

黒ナンバーを使っての代表的な仕事はAmazonFlex

Amazonの荷物を配達しているのは『Amazon Flex』というAmazonのデリバリーパートナーです。

Amazon Flexは個人事業主として軽貨物運送業を行っている方が請け負っています。
実際にAmazonFlexで仕事を請負っている方のブログ等を拝見すると、生活費には十分なぐらい稼げるようですよ。
※もちろん自分の頑張り次第ですが。

具体的なことはAmazonのサイトを見ていただくか、機会があれば別の記事でも紹介します。

黒ナンバーを取得するとできること

AmazonFlexのような軽自動車を使っての個人宅配業務ができるようになります。

荷物を運んで報酬をもらう行為は運送事業にあたるので、黄色いナンバーの自家用軽自動車で行うと違反になります!

必ず軽貨物自動車運送事業の許可を得てから宅配業務を行うようにしましょう。

貨物車ではない軽乗用車でも黒ナンバーを取得できます

かつては黒ナンバーを取得するには車検証の用途の欄に『貨物』と記載されている貨物車に限定されていましたが、2022年10月からいわゆる軽乗用車でも取得できるようになりました。
このことにより、すでに軽自動車を持っていれば副業として配送業を始めやすくなります。

特に『Amazon Flex』などに登録すれば自分の都合の良い日に配達業務を行うことができます。

黒ナンバーの取得手続き

黒ナンバー取得するまでの回り方
  1. 運輸支局輸送担当へ貨物軽自動車運動事業の新規届出を行う。
  2. 輸送担当で発行された『事業用自動車等連絡書』と軽自動車の登録で必要な書類を持って軽自動車検査協会へ登録手続きへ行く
  3. 登録手続きの最後に黒いナンバー(軽貨物自動車運送事業用のナンバー)を購入して終了

運輸支局の輸送担当へ届出をしただけではまだ終わっていないので注意してください。
輸送担当で許可をもらってから軽自動車検査協会へ行って黒ナンバーをゲットすることが最終の目的地となります。

黒ナンバー取得のための必要書類

黒ナンバーを取得して軽貨物運送業を始めるには国土交通省運輸支局の輸送担当と、軽自動車検査協会の二か所に書類を提出する必要があります。
順番としては運輸支局へ先に行き、貨物軽自動車運送業の許可を得てから軽自動車検査協会へ行くことになります。

運輸支局の輸送担当へ提出する書類

軽貨物運送業の新規届出
  1. 自動車検査証のコピー
  2. 貨物軽自動車運送事業経営届出書
  3. 運賃料金設定届出書
  4. 運賃料金表
  5. 事業用自動車等連絡書

軽自動車検査協会へ提出する書類

運輸支局の輸送担当から許可をもらっただけではまだ黒ナンバーを取得できていません。
輸送担当から経由印を押印してもらった事業用自動車等連絡書と登録に必要な書類を揃えて軽自動車検査協会へ申請します。

名義変更に必要な書類
  1. 事業用自動車等連絡書(輸送担当の経由印があること)
  2. OCR1号シート [自動車検査証記入申請書(軽第1号様式or軽専用第1号様式)]
  3. 自動車検査証(車検証)
  4. 新使用者の住所を証する書面
  5. 申請依頼書(なくても可)
  6. 税止め申請書(必要な場合)
  7. 車両番号標(ナンバープレート)
  8. 希望番号予約済証
  9. 軽自動車税申告書・自動車取得税申告書
    新規検査・新規届出に必要な書類 (中古車)
    1. 新規検査申請書(軽第1号様式)
    2. 自動車検査証返納証明書
    3. 自動車検査証返納確認書
    4. 軽自動車検査票or保安基準適合証
    5. 使用者の住所を証する書面
    6. 申請依頼書(なくても可)
    7. 自賠責保険
    8. 申請審査書
    9. 重量税納付書
    10. 軽自動車税・自動車取得税申告書

    新車の場合は通常は自動車販売店が登録手続きまでを行うので必要書類の解説は省略します。
    ただし、場合によっては輸送担当への手続きは自分で行わなければならないこともありますので、自動車を購入する店舗へ確認してください。

    軽自動車検査協会への届出方法

    輸送担当に届出をして許可が降りたら、次は軽自動車検査協会へ申請をします。
    軽自動車検査協会への申請はどういった登録をするかによって変わってきます。
    登録の種類としては、[新規届出]・[名義変更]・[番号変更]の3種類です。

    各申請については個別の記事にもありますので、参考までにリンクを貼っておきます。

    名義変更の場合

    すでにナンバーが付いている車を名義変更するのと同時に黒ナンバーにします。

    新規届出の場合

    新規届出とは新車あるいは一時抹消してある車の新規車検をとることです。

    黒ナンバーの参考サイト

    関東運輸局神奈川運輸支局の軽貨物運送事業解説サイト

    関東運輸局東京運輸支局トラック事業解説サイト

    黒ナンバーで仕事をしたいけど車がない場合

    黒ナンバー(貨物軽自動車運送事業)に興味があるけど、車がないという方へ。

    安心してください、リースがありますよ!

    近年の黒ナンバーの増加により、軽バンの人気が高騰し中古車でもなかなか手に入らない時期がありました。

    ですが、今では軽バンリース会社が充実しているので申込をして審査に通ればすぐに車が用意できる時代です。

    また、そういったリース会社が扱っている保険も軽貨物運送業のための保険なので自分で探さなくてもすぐに案内してくれるのが嬉しいですね。

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