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免許証の自主返納をする前にやっておくべきこと

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高齢ドライバーの事故が急増しています。

テレビや新聞で報道されているので心当たりのある方は運転免許証の返納を検討しているかもしれませんね。

免許証の返納は長年、車に親しんできた方にとっては苦渋の決断となるでしょうからすぐには行動できないかもしれません。

ですが、運転に不安がある方は、まず周りに与える影響を考えてみましょう。

単独での事故なら自分のケガだけですむかもしれませんが、よっぽど建物が少ないエリア以外では単独の事故であったとしても建造物の損壊などは起こしてしまうでしょう。

さらに、街中であれば周囲の人たちを巻き込んだ形の事故になってしまう可能性があります。

自分の命が危ないだけでなく無関係な人々の命までもが危険にさらされてしまいます。

運転に少しでも不安を感じたなら免許証の返納を検討するべきかもしれませんね。

免許の自主返納とは

免許の自主返納とは、免許をお持ちの方が免許の全部又は一部の取消しを申請することができる制度のことです。

自主返納では一部の免許のみの返納も認められているので、普通自動車の免許は返納するけど原付免許は残すということができます。

全部の免許を返納した場合には、希望すれば『運転経歴証明書』という公的な本人確認書類として使える身分証明書の交付を受けることができます。

運転経歴証明書とは

運転経歴証明書とは、運転免許証と同じ大きさで、免許の申請取消し(全部)を行った日から、過去5年間の運転経歴を証明するものです。

運転経歴は、交付番号の末尾に数字で表示されます。
(例)末尾が1…優良運転者 末尾が2…一般運転者 末尾が3…違反運転者

公的な本人確認書類として金融機関等にも有効なものとして認められています。

免許を返納する前にやっておくべきこと

免許の返納をする前にやっておくべきことがいくつかあります。

  • 車の処分
  • 移動方法の検討
  • 運転経歴証明書の検討
  • 買い物方法の検討
  • 免許証返納後に受けられる特典の確認

車の処分

免許を返納する前に車をまだ保有している方は先に処分しておきましょう。

免許を返納してしまうと車を運転することができなくなります。

友人に譲るにしろ買取店に売却するにしろ自分で運転しなければいけないケースがでてくるかもしれません。

免許を返納する前に車の処分は済ませておきましょう。

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移動方法の検討

免許を返納してしまうので、車以外での自分の移動方法を検討しておきましょう。

免許の返納後は徒歩や電車・バスでの移動が基本となりますが、電動自転車という選択肢もあります。

実際に高齢者の方の購入が増えているという記事もあります。

電動自転車といっても正確には電動アシスト自転車なので、自動で動いてしまうものではなく、あくまで電動モーターの力で自転車を漕ぐのを補助してくれるという仕組みです。

勝手に動いてしまうというようなことはないので安心してください。

近所の自転車店などで試乗ができると思うので機会があれば乗ってみてください。

近所に自転車店がなければ【cyma】(サイマ)という送料が無料でかつ組み立て済みの自転車を購入できるサイトがおすすめです。



運転経歴証明書の検討

免許の返納に合わせて1100円(東京都・神奈川県の場合)を納めて必要書類を提出すると運転経歴証明書の交付を受けることができます。

今まで運転免許証を身分証明書として使用していた方は返納してしまうことで不便なことがでてくるかもしれません。

運転経歴証明書があれば今までのように公的な身分証明書として使用することができます。

マイナンバーカードを持っていたりパスポートを持っていればあえて運転経歴証明書を交付してもらう必要はありません。

ご自分の状況に合わせて検討してみましょう。

運転経歴証明書の交付を受けることで得られるメリットもあります。

ただの身分証明書としてだけでなく、タクシー・バスの運賃割引が受けられたり、美術館や飲食店の割引が受けられたりします。

この特典を受けられる制度は各自治体によって異なるので下記リンクを参考にご自分の自治体で受けられる特典を調べてみてください。

買い物方法の検討

普段の買い物を主に車で行っていた方は免許返納後の買い物方法を検討しましょう。

近所に徒歩や自転車で買い物ができるお店がない場合は非常に不便になるかというと実態はそうでもありません。

近年はネット通販を利用することで日用品だけでなく生鮮品の食材も購入して宅配してもらうことができます。

生鮮品の宅配は以前は生協ぐらいしかありませんでしたが、ネットスーパーの宅配やAmazonを利用することで自宅にいながらスーパーで購入するような食糧も買い物できるようになりました。

免許証返納後に受けられる特典の確認

免許証を返納すると特典を受けることができます。

各自治体によって異なりますが、バス料金が安くなったり、ホテル宿泊代が安くなったり定期金利の優遇金利が受けられたり、かなりたくさん用意されています。

ご自分の都道府県でどのような特典を受けられるかを検討しておくのが良いでしょう。

免許返納後の特典を紹介しているHP一覧

免許証の返納の流れ

免許証の自主返納は住所地を管轄する警察署か運転免許センターで手続きすることになります。

詳しいことは別記事を用意しました。

必要であればマイナンバーカードの申し込みをしておきましょう

免許証の代わりとして顔写真付きの身分証明書となるのがマイナンバーカードです。

政府はマイナンバーカードを普及させるためにいろいろな政策をとろうとしているので取得しておいて損はないでしょう。

免許証を身分証明書として使用してきた方は返納してしまうと不便に感じるかもしれません。

健康保険証は身分証明書として認められていますが、顔写真が必要なときには使えないのが不便なところです。

まとめ

免許の自主返納を検討している方は慌てずに免許の返納後の生活を想像して対策をとってからにしましょう。

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