車検を切らしてしまうと自分で乗ることはできず、ただただ駐車場の場所をとるだけという大きな荷物になってしまいます。
乗ることができないのに駐車場代は毎月発生してしまいます。
さらに放置する期間が長くなるほど処分するときの買取金額が安くなっていってしまいますので、面倒でも重い腰をあげてなるべく早く何らかの対処をすべきだと思います。
そんなにっちもさっちもいかない車検が切れている状態から考えられる選択肢は6通りあると私は考えます。
どの選択肢を選ぶにしても損をしない方法と合わせて解説していきます。
放置してしまったマイカーの対処方法に困っている方は必見です。
同じ車を乗り続けたい場合
同じ車を乗り続ける場合の選択肢は2通りです。
- ①継続車検をとって乗り続ける
- ②廃車をしてから新規登録して乗り続ける
継続車検をとるには車検が切れている期間に払っていなかった自動車税を全て支払う必要があります。
①継続車検をとる
車検を切らしてしまってまだ間もない場合で、これからも同じ車を乗り続けたい場合は継続車検をとることになります。
ですが、ここで1点だけ重大な問題点があります。
車検を切らしてしまうと公道を乗ることができません。
自分で車検をとる『ユーザー車検』は公道を乗れないのでできませんし、ディーラーや車検屋さんに持っていくこともできません。
そんなうっかり車検を切らして困ってしまったあなたにおすすめの車検サービスが2つあります。
Goo車検
1つ目はGoo車検です。Goo車検なら引取から納車までやってくれますので、車検が切れているときは安心して依頼できます。
さらにGoo車検は申込をするとコンシェルジュの方が最初の窓口になってくれますので、車に詳しくない方や女性の方も安心して進めることができます。
楽天車検
楽天車検は全国の加盟店舗の中から自分にピッタリの車検屋さんを探せるサービスです。
検索項目がたくさんあるので好みの店舗が見つかり安いですよ。
ここで紹介するので『引取納車』という項目で検索をかけることも当然できます。
車検が切れている状態から継続車検を取得する場合に注意する点があります。
車検が切れてすぐに継続車検を取得するなら問題ではありませんが、車検が切れて1年以上放置していた場合には、その期間の間も自動車税を支払う必要があります。
車検が切れると通常は自動車税の納税通知書が送付されてきません。
ですので、毎年の自動車税を支払っていない可能性があります。
この状態で継続車検を取得するには支払っていなかった分の自動車税を全て支払わないと継続車検は受けることができません。
②廃車をしてから新規登録をして乗り続ける (ハードルが高め)
車検が切れていた期間が長い場合はこちらの方法を取ると良い場合があります。
理由はあとで説明しますが、ざっくり言うと車検が切れていた期間の自動車税の支払いを免れることができます。
廃車をして新規登録をする方法
廃車をして新規登録する方法は手順が多く登録手続きを2度しなければいけないのが大変で自動車登録と車検に詳しくない方にとっては少々ハードルが高めです。
- 廃車の登録をする
- 新規車検のコースを通して合格をもらう
- 必要書類と申請書を作成して新規登録をする
廃車をして新規登録を同じ日にすることは可能です。なるべく午前中から動きましょう。
運輸支局(普通自動車)・軽自動車検査協会(軽自動車)が混雑していると想像以上に時間がかかります。
- 廃車の書類作成
- 廃車の登録(運輸支局・軽自動車検査協会)
- 廃車の税申告(税事務所)
- 新規登録の書類作成
- 車検の受験
- 新規登録(運輸支局・軽自動車検査協会)
- 税申告(税事務所)
- ナンバープレートの購入
- 封印の施封 (普通自動車のみ)
細かく分けるとけっこうな作業があります。
これを1日でやるのはかなり大変なので覚悟しておきましょう。
慣れている方なら午前中だけで終えることも可能です。
参考記事
廃車と新規登録の必要書類を解説した記事です。
廃車をしてから新規登録する理由
通常、車を保有していると毎年5月に自動車税を支払う必要がありますが、車検が切れていると納税通知書が送られてこなくなります。
課税保留の状態になり一時的に課税がストップします。
この課税がストップされた状態で何年か経ってから継続車検を受けるには車検が切れていた間の自動車税も支払う必要がでてきます。
乗っていなかったにもかかわらず支払い義務が生じてしまうのです。
この課税がストップしていた間の自動車税の支払いを回避する方法が『廃車してから新規登録』ということになります。
廃車をすると課税保留となっていた分の自動車税が全てリセットされるので、また同じ車に乗る方法としてはおすすめです。
廃車をして新規登録するには登録手続きを廃車と新規登録の両方をしなければいけません。
自分で廃車や新規車検ができるなら問題はありませんが業者に頼むなら理解のある車屋さんを見つけなければいけないのが大きなハードルとなります。
さらに今使っている登録番号(ナンバープレートの番号)が変わってしまいます。
愛着のあるナンバープレートだったり、今では発行されないようなナンバープレートだったりすると惜しい気がしますね。
損をせずに車を処分したい場合
車を処分したり、新しい車を購入したい場合は4通りの方法があります。
車を処分するにも通常であれば費用なり手数料なりが発生します。
運輸支局に自分で廃車手続きに行っても普通車であれば印紙代が350円かかりますし、軽自動車でも現金で350円の手数料がかかります。
ですが、まったく費用をかけずにさらに車の状態によっては買い取ってもらえる処分方法がありますので紹介していきます。
- ③買取専門店に買い取ってもらう
- ④買取オークションに出品して高く売る
- ⑤フリマサイトなどの個人間売買で売却する
- ⑥廃車買取業者に引き取ってもらう
③買取専門店に買い取ってもらう
車を処分する方法ではオーソドックスな方法です。
1社ずつ査定価格を出してもらうため手間と時間がかかりますが、大手の買取店や大手の中古車販売店はやはり売却後も安心感があります。
個人情報の漏洩や売却したのに名義変更の手続きをしなかったといようなトラブルは心配ないでしょう。
安心や信頼が大手の専門店の最大のメリットとなるでしょう。
代表的な業者を紹介します。
上記の買取専門店であれば安心です。
全国展開している業者ですので一定水準以上のサービスを期待できるでしょう。
車の価値がない場合は買取専門店だと処分費用を請求される場合があります。
かなり長い期間の放置をしてしまった場合は廃車買取業者のほうがよいでしょう。
引取0円保証の業者がありますのでこちらを検討してみる手もあります。
詳細は廃車が無料でできる理由を解説しますという別記事にありますので参考にしてください。
もし1店ごとに各お店を回るのが面倒という方は一括査定を利用するという方法もあります。
一括査定は一番簡単で早く査定価格を知ることができるでしょう。
ただし注意点があって、メリットでもありデメリットでもあるんですが買取りたい、実車を見て本査定をしたい、という業者からのアクションがけっこうあります。
連絡があった業者とどの程度の割合でコンタクトをとるかといったことや、業者とあう日程の調整など思ったよりやることが多いです。
そのなかでも信頼できる一括査定サイトを紹介しておきます。
実車を見てから査定というサイトが多い中、Ullo(ウーロ)はいつのまにか査定という通りネットで査定依頼をすると翌日の18時には画面上に査定額が表示されます。
さらにその中から高額の査定額の2社だけと交渉するという方法となっていて多くの時間を取られるという不安がありません。
一括査定サイトの中では特におすすめです。
④買取オークションに出品して高く売る
買取専門店とオークションの良いとこどりをしたような処分方法です。
実車の査定を一度だけ済ませてすまえば、その査定データを使って個人情報を公開せずに5000社ほどの買取店を対象にオークション形式で出品できます。
買取専門店を数多く回るのは面倒だけど、できるだけ多くのお店に買取金額を提示してもらいたいという、わがままなお客様にピッタリの方法でしょう。
というより、事故車やボロボロの車以外は全てこちらの方法が高く買い取ってもらうにはおすすめです。
今後の主流の売却方法になるかもしれません。
車買取オークションという方法で売却できる会社はいまのところ2社ほどあります。
⑤フリマサイトなどの個人間売買で売却する
車を売買できるフリマサイトはいくつかありますので紹介します。
一番のおすすめはガリバーが展開しているガリバーフリマです。
ガリバーフリマを通して車を出品すれば納車や名義変更手続きをガリバーが代行してやってくれるので安心です。
ガリバーフリマ以外ではヤフオクやメルカリでも車の売買はできますが、手続きは個人にまかされてますので一抹の不安が残ります。
その点、ガリバーフリマを利用すれば手続きや代金のやりとりにガリバーが仲介してくれますので安心です。
フリマの良い点を残しつつ車のプロが手続きや納車までをサポートしてくれるので車をフリマで売却したいと思っている方にはガリバーフリマがおすすめです。
⇓⇓気になる方はこちらから⇓⇓
⑥廃車買取業者に引き取ってもらう
車を放置していた期間が長くなってしまい車が動かなくなってしまったり、見た目的にもボロボロで色あせてしまったような場合は廃車買取り業者にお願いする方法が良いでしょう。
廃車買取業者の多くは無料引取や0円保証というスタンスのところが多いのでどんなにボロボロでも動かなくても費用がかからずに処分してくれます。
もちろん車に価値があれば買取してくれますので安心してください。
どんな車も必ず0円ということではなく、買取金額がつかなくても無料で引き取ることを保証しますということです。
廃車買取業者は価値のない車を0円で引き取ってもそれをお金に変える方法を持ってますので無料引取が可能なのです。
たとえば、日本では価値のない車を海外に輸出したり、車を部品に分けて中古パーツとして販売したりして換金しています。
ですので、無料だからといって怪しいわけではなくお金になるから無料で引き取ってくれるのです。
むしろ、通常は商品を仕入れるのに必ずお金が必要ですが、無料で引き取るということは仕入れを無料にできるのですから業者としてはこんなに良いことはありませんね。
動かない車や事故車の処分に困ったらカーネクスト の廃車無料引取がおすすめ!どんな車でも無料で引き取ってくれます。
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