自動車登録

破産手続き中の法人の自動車の移転登録をする際の必要書類

法人は自然人ではあまりないようないろいろな状態があります。

  • 破産手続き中の法人
  • 清算手続き中の法人
  • 清算結了してしまった法人
  • 民事再生手続き中の法人
  • 吸収合併されてしまい消滅してしまった法人
  • 分割して1つの会社が2つに増えた法人

などなどありますが、今回は破産手続き中の法人の移転登録に関して解説していきます。

破産手続き中の法人には破産管財人がついて債務や債権の整理を行っています。

なので、資産の一部である自動車は処分するのに制限があり、移転登録するのに必要な書類があります。

必要書類

  1. 裁判所の許可証
  2. 対象自動車が100万円以下である査定書か査定価格を確認できる資料の写し等

上記の書類のどちらかが、かつては必ず必要でした。

破産手続中なので所有者であっても勝手に売買できないように裁判所の許可証が必要になります。

あるいは、100万円以下であれば資産としての価値もあまりないという評価になりますので、その価格を証明できるものを添付すれば移転登録を認めましょうという主旨のものです。

さらにその後にもうちょっと要件が緩和されて『破産管財人の申立書』を添付することでも移転登録ができるようになりました。

まとめ

破産手続中の法人は移転登録するのに制限がありますが、追加で書類を添付することによって制限がなくなります。

添付書類は下記の3点の中のどれか1つを用意してください。
いずれか1点を添付すればOKです。一番手に入れやすいものを用意しましょう。

  1. 裁判所の許可証
  2. 対象自動車が100万円以下である査定書か査定価格を確認できる資料の写し等
  3. 破産管財人の申立書

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それぞれ私なりに気をつけるべきことがらを解説してますのでどうぞ参考にしてください。

参考条文

破産法第78条
破産手続開始の決定があった場合には、破産財団に属する財産の管理及び処分をする権利は、裁判所が選任した破産管財人に専属する。
第二項  破産管財人が次に掲げる行為をするには、裁判所の許可を得なければならない。
一  不動産に関する物権、登記すべき日本船舶又は外国船舶の任意売却
二  鉱業権、漁業権、公共施設等運営権、特許権、実用新案権、意匠権、商標権、回路配置利用権、育成者権、著作権又は著作隣接権の任意売却
三  営業又は事業の譲渡
四  商品の一括売却
五  借財
六  第二百三十八条第二項の規定による相続の放棄の承認、第二百四十三条において準用する同項の規定による包括遺贈の放棄の承認又は第二百四十四条第一項の規定による特定遺贈の放棄
七  動産の任意売却
八  債権又は有価証券の譲渡
九  第五十三条第一項の規定による履行の請求
十  訴えの提起
十一  和解又は仲裁合意(仲裁法 (平成十五年法律第百三十八号)第二条第一項 に規定する仲裁合意をいう。)
十二  権利の放棄
十三  財団債権、取戻権又は別除権の承認
十四  別除権の目的である財産の受戻し
十五  その他裁判所の指定する行為
第三項  3  前項の規定にかかわらず、同項第七号から第十四号までに掲げる行為については、次に掲げる場合には、同項の許可を要しない。
一  最高裁判所規則で定める額以下の価額を有するものに関するとき。
二  前号に掲げるもののほか、裁判所が前項の許可を要しないものとしたものに関するとき。